package.jsonの基本
package.jsonはnpmコマンドおよびnpmjs.comのための情報を含むファイルですが、 他のツールやサイトでも使う情報も含みます。 例えば、babelの設定を.babelrcの代わりに書くこともできます。 まずは標準的なpackage.jsonについて学びましょう。
設定項目
- name: パッケージの名前、インストールするためには必須
- version: パッケージのバージョン、インストールするためには必須
- private: 公開しないパッケージの場合は
true
にすると間違って公開してしまうことを防げる - description, keywords, homepage, bugs, repository: 追加情報、npmjs.comで掲載されるのに使われる
- license: パッケージのライセンス、公開しない場合は
"UNLICENSED"
- author, contributors: 作者に関する情報
- files: このパッケージを公開するとき含めるファイル、.npmignoreというファイルで不要なファイルを明示することもできる
- main: パッケージをライブラリとしてロードするときのファイル、省略するとindex.js
- bin: パッケージをCLIとして使うときのファイル
- dependencies: (次のレッスンで)
- scripts: (次のレッスンで)
- engines: nodeやnpmのバージョン指定